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×アリエナイカノジョ×
第6章 ホンネの一コマ
有り得ない事の連続。
高嶺の華と噂される葉山さんが、自分でブラウスを開けさせた。
両手で開かれれば、何も隠されていない胸。
男子達の間で噂されている爆乳。
重力に逆らって、お椀を被せたような形を保っている。
張りがありながら、柔らかそうな胸。
まさかこのボクが葉山さんの胸を見るとは思わなかった。
「紗英……露出症のマゾ女……なんだよ」
「えっ!?」
「こんなヘンタイな性癖持ってるんだから……大人……だよね?」
「えっ? ええっ!?」
いきなり性癖まで暴露されて訳が分からない。
あの葉山さんが露出症のマゾとか有り得なかった。
いつも学校で見掛けていた葉山さんの裏の姿。
「今だって……おっぱい出して……脚なんて開いて………凄くドキドキして………」
葉山さんが艶めかしい声で呟く。
心臓が破裂しそうなくらいに鼓動が速い。
頭の中に居た、いつもの元気な葉山さんの偶像が崩れていった。