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第18章 別離と邂逅

『いや…こちらこそ驚かせて申し訳ない…昌幸の、友達、だね？携帯に、何度か連絡を取っている履歴があったし、昌幸からも、名前を聞いた記憶があるんだけど…』

「はい…大学のときの…」

『まだ、段取りはこれからなんだけど、恐らく、週末に通夜と葬儀をすることになると思います…もし、予定が許すようなら、最後に顔を見てやってもらえませんか…？』

「こちらこそ…お願いします…ついこないだ会ったばっかりなのに…」

『そう、でしたか…詳細が決まったら、この番号にかけてもいいのかな？』

「はい、 それで、お願いします…」

それだけ言って、電話を切った。

会社に帰っても、仕事が手につかず、俺は早々に帰宅した…