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パズル
第20章 独白
「未遂ですけど。殴られて、転んだ私を見て、そのまま覆いかぶさってきて、服を破られました…」

「…で?」

「私が叫んだのと、ちょうどお母さんが帰ってきたのとで、結局、襲われはしませんでしたけど、お母さんは私を連れて北海道の実家に帰ったんです。…北海道には、お爺ちゃんとお婆ちゃんが居て、お母さんの実家もあります。でも、家は古いし、あちこち傷んでて、リフォームとかするにも結構な費用が掛かるし、諦めてて。でも行くとこないのでそこにいたんですけど…」

「…北海道かぁ…旅行で行くにはいいけど、整備の要る古い家で冬とかキツいだろうなぁ…」

清美ちゃんは頷く。

「北海道でも、都市部ではなくて結構辺鄙なトコなんで、私馴染めなくて。そうこうしてるうちに、アイツが追いかけて来て…」

アイツってのが、そのお母さんの再婚相手か…

「お母さんのこと、探し回っていろんな人に聞いて調べたみたいで…
ウチにやってきて、お母さんを思いっきり殴って…お母さんの頭が、家具の角に当たって、亡くなりました…」

「それってDVで殺されたってこと⁉︎」

俺は思わず口を手で覆う。
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