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パズル
第23章 波乱の12月 ー朋会、再びー
俺は同じように、カウチソファーでうたた寝していて。
瞳が困った顔でこっちを見てる。

「順一…そんなトコで寝たら風邪ひくわよ。ちゃんと着替えてベッドで寝て?」

「瞳…コッチ来いよ…」

俺は瞳の腕を掴んで引き寄せる。
キャッと、小さな声をあげ、瞳が倒れ込んでくる。
そのまま抱き締め、キスをした。

「やだ、酒臭い…」

「いいだろ、別に。」

「もぉ…」

ちゅ、ちゅ、とキスを繰り返し、舌も入れたり、耳元に舌を滑らしたり。そのままセックスにもつれ込みそうな勢いで瞳を求めた。
俺の下半身もすっかりその気になっているようだ。

しかし…やけにリアルだな…なんて、ぼんやりと思ったら…

「…めて、くださいっ…」

と小さな声が聞こえた気がした。

ハッと目を開けると、俺はパジャマの清美ちゃんを抱き締めていて。
足元にはずり落ちた毛布。
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