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パズル
第24章 聖夜
プレゼント交換を終え、晃一を風呂に入れる。
途中、湯沸し器が通話モードになって、清美ちゃんの声がした。
台所にも湯沸し器のスイッチがあって、通話したり、温度調節はどっちからでもできるのだ。
『もう時間も遅いし、晃一くん先に上げてくれたら、絵本読んで寝かしますよ』
「あ、そうだね、明日も保育園だしね、ありがとう、助かる。」
晃一だけ先に脱衣所に出すと清美ちゃんが脱衣所に入ってきて、晃一の身体を拭いてパジャマを着せ、歯を磨いたりして、寝る準備をしてくれた。
鍵がかかるとはいえ、俺は鍵なんかかけないし、途中からかけるのも不自然だから、そのままだったけど。
脱衣所と浴室を挟む半透明の扉。
それを挟んで清美ちゃんが居て。
俺は全裸で風呂に入ってる。
相手が瞳なら何にも感じなかっただろう状況。
そこに居るのが清美ちゃんだってだけで、妙に意識してしまって。
浴室の扉が急に心許なく感じる…
パタンって開いたらどうしよう…
ドキドキしながら湯舟で小さくなっていたら、脱衣所から2人が出て行く音がして、俺はふー、と胸を撫で下ろした。
途中、湯沸し器が通話モードになって、清美ちゃんの声がした。
台所にも湯沸し器のスイッチがあって、通話したり、温度調節はどっちからでもできるのだ。
『もう時間も遅いし、晃一くん先に上げてくれたら、絵本読んで寝かしますよ』
「あ、そうだね、明日も保育園だしね、ありがとう、助かる。」
晃一だけ先に脱衣所に出すと清美ちゃんが脱衣所に入ってきて、晃一の身体を拭いてパジャマを着せ、歯を磨いたりして、寝る準備をしてくれた。
鍵がかかるとはいえ、俺は鍵なんかかけないし、途中からかけるのも不自然だから、そのままだったけど。
脱衣所と浴室を挟む半透明の扉。
それを挟んで清美ちゃんが居て。
俺は全裸で風呂に入ってる。
相手が瞳なら何にも感じなかっただろう状況。
そこに居るのが清美ちゃんだってだけで、妙に意識してしまって。
浴室の扉が急に心許なく感じる…
パタンって開いたらどうしよう…
ドキドキしながら湯舟で小さくなっていたら、脱衣所から2人が出て行く音がして、俺はふー、と胸を撫で下ろした。