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パズル
第25章 チョコレート味の決意

俺の気を知ってか知らずか、清美ちゃんは確実に言い訳の芽を摘み取っていく。
「後悔するような中途半端な気持ちで、こんな提案しません。本気だって言ってるじゃないですか。」
追い詰められてコーナーを背負ってしまった俺は、ハッと思いついた最後の切り札を出した。
「…解った。おいで。….あ、でもな…ゴムがないわ。」
「ゴムって…コンドームのこと、ですか?」
「うん」
「妊娠中なのに、要るんですか?もう妊娠しないと思いますけど…」
「妊娠はしないよ。でも、身体がデリケートな時期だから、感染症とか避けるためにつけたほうが無難。刺激で早産とかのリスクもあるっていうからね。でも、俺持ってないから、また、後日ってことで…」
うん、我ながらイイ言い訳が出来た、と思ったら。
「私持ってます。」
何でっ⁉︎
「後悔するような中途半端な気持ちで、こんな提案しません。本気だって言ってるじゃないですか。」
追い詰められてコーナーを背負ってしまった俺は、ハッと思いついた最後の切り札を出した。
「…解った。おいで。….あ、でもな…ゴムがないわ。」
「ゴムって…コンドームのこと、ですか?」
「うん」
「妊娠中なのに、要るんですか?もう妊娠しないと思いますけど…」
「妊娠はしないよ。でも、身体がデリケートな時期だから、感染症とか避けるためにつけたほうが無難。刺激で早産とかのリスクもあるっていうからね。でも、俺持ってないから、また、後日ってことで…」
うん、我ながらイイ言い訳が出来た、と思ったら。
「私持ってます。」
何でっ⁉︎

