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パズル
第27章 オマケの 片想い
その気持ちは痛いほどわかる。
好きな男がいるコを好きになるなんて、不毛だってことぐらい頭じゃわかってる。
でも、こればっかりはどうしようもないんだよなぁ。
想いを断ち切ろうと、彼女を作ってみたこともある。
でもほとんど長続きしなくて。
大抵、
「本当に私のこと好きなの⁉︎」
って逃げられてばっかりで。
はじめはその意味がわからなかったけど、ある時気付いた。
俺が付き合うコは、みんなどっかしら森崎に似ている。
全然違うタイプだと思ってたコが、森崎と同じ香水をつけてたことに気付いた時、俺は彼女を作るのをやめた。
森崎は、ココロの隙間に付け入るのはフェアじゃない、っていうけど。
そうでもしなきゃチャンスなんかないじゃないか。
だから、俺にとって、今日は又とないチャンスだ。
そう思った。
好きな男がいるコを好きになるなんて、不毛だってことぐらい頭じゃわかってる。
でも、こればっかりはどうしようもないんだよなぁ。
想いを断ち切ろうと、彼女を作ってみたこともある。
でもほとんど長続きしなくて。
大抵、
「本当に私のこと好きなの⁉︎」
って逃げられてばっかりで。
はじめはその意味がわからなかったけど、ある時気付いた。
俺が付き合うコは、みんなどっかしら森崎に似ている。
全然違うタイプだと思ってたコが、森崎と同じ香水をつけてたことに気付いた時、俺は彼女を作るのをやめた。
森崎は、ココロの隙間に付け入るのはフェアじゃない、っていうけど。
そうでもしなきゃチャンスなんかないじゃないか。
だから、俺にとって、今日は又とないチャンスだ。
そう思った。