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パズル
第9章 運命の日
翌、26日は土曜日で、俺は週明けから研修だ。

「順一くん、月曜から研修だろう。いつ病院に走るかわからないんだし、一旦家に帰って研修に必要なものを持ってきたらどうだ?それさえあれば、最悪病院から直行という形でも研修には向かえるわけだし。流石に研修の初日に穴を開けるわけにもいかんだろうし。念の為、ね。」

お父さんの言うとおりだ、と思ったので、俺は素直に従い、一旦帰宅した。

事前に送られてきた、研修の案内をみながら、必要なものを用意し、カバンに詰める。
リクルートスーツにワイシャツとネクタイをセットしてカバーをかけ、革靴を、ビニール袋に入れてからリュックに突っ込んだ。
入社に先駆けて、スーツも着たきり、というわけにはいかないだろう、とスーツ一式とワイシャツを数枚、お父さんとお母さんがあつらえてくれて。リクルートスーツを1着しか持っていなかった俺にはすごく有り難かった。
俺が紳士服量販店で買った安物のリクルートスーツより、数段上のセミオーダーだった。

瞳から離れてる時間が不安だったけど、もし俺が帰宅している間に病院に向うことになれば連絡を貰うことにはなっていた。
結局、お父さんから連絡が入ることはなく、俺は瞳の家に戻った。
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