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パズル
第9章 運命の日
あの衝撃映像を見たとき、俺は立ち会いは出来ない、と瞳に伝えたら、怒られるかな、と思ったけど、瞳は笑って、

「私も取り乱して何言うかわかんないし、順一に見られたくないかも」

と言った。本心かどうかは判らないけれど。

この病院は、立ち会いが出来るのは夫だけなようで。
両親は無理とのことだった。

「順一さんは、立ち会わないほうがいいわ。何時間かかるかわからないし、明日の朝は研修に行かないといけないのに、いざ始まった、って時に出発の時間になっても途中で抜けにくいでしょ。それに、一緒にいたって外にいたって、産むのは瞳一人なの。私たちは、信じて待つことしか出来ないのよ。大丈夫。私たちの娘は、そんなにヤワじゃないから。」

お母さんの鶴の一声に、俺たちは三人で外で待つことになった。

結局、瞳が今居るのは、分娩室の手前の、陣痛準備室、という部屋で、いざ出産、となるまで過ごす部屋で。
その中は家族なら入ってもいいと言われ、3人で中に入る。

さっきより苦しそうな瞳は、俺たちを見て笑った。
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