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パズル
第11章 家族
結局、父さんのくれたお金で、中古の軽自動車を買った。残りはプール。

そして、俺たちも真似て晃一の口座を開設し、積立預金を始めた。

瞳の実家にも隣のおばさんにもお世話になりながら、俺たち家族はなんとかやっていた。

瞳は産休を取っていたから、休みは来年の春まで。

4月には晃一を保育園に入れて、瞳も正社員として社会復帰する予定だ。

俺にもう少し甲斐性があれば良かったんだけど、と言うと、親の代なら兎も角、今日日どこでも夫婦共稼ぎが普通なんだから!と瞳が笑った。

天涯孤独になったと思ったのに。

今、俺は瞳や晃一だけでなく、瞳の両親も俺を息子として扱ってくれる。

もう、会わないかもしれないけど、父さんと再会もできた。

会社の上司や同僚にも恵まれ、一人じゃないと思えた。

すごく、幸せだった…
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