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パズル
第12章 忘れ得ぬ記念日
聞こえた雨音は夕立だったようで。
外はかなり濡れてたけど、もう止んでいた。
2人で車に乗り込み、車を発進させる。
道はさほど混んでなくて、予定通り行けそうだった。
チラッと助手席に目をやると、瞳はコンパクトを片手に器用に化粧を直している。
アイメイクの崩れた部分を綿棒を使って拭き取り、信号待ちの隙を狙って仕上げる。
10分程の間に何回止まったかはわからないけど、
「ヨシ、オッケ。」
と呟いた時には、キレイに仕上がっていた。
オンナって大変だな、と思うと同時に、その技術は一体どこで身につけるのか不思議でならなかった。
車の時計を見ると、18時55分。
ちょっと遅れるかな…まぁ5分くらいなら許容範囲だろう。
外はかなり濡れてたけど、もう止んでいた。
2人で車に乗り込み、車を発進させる。
道はさほど混んでなくて、予定通り行けそうだった。
チラッと助手席に目をやると、瞳はコンパクトを片手に器用に化粧を直している。
アイメイクの崩れた部分を綿棒を使って拭き取り、信号待ちの隙を狙って仕上げる。
10分程の間に何回止まったかはわからないけど、
「ヨシ、オッケ。」
と呟いた時には、キレイに仕上がっていた。
オンナって大変だな、と思うと同時に、その技術は一体どこで身につけるのか不思議でならなかった。
車の時計を見ると、18時55分。
ちょっと遅れるかな…まぁ5分くらいなら許容範囲だろう。