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パズル
第13章 別離

仕事を終え、部屋を出て行こうとしていた看護師さんに声をかける。
「すみません、午後から上司が来るんですが、ここ、何号室ですか?」
「面会ですか?この部屋は、2号館の5階、15号室ですよ。面会時間は午後2時から午後8時までですので、その間でお願いします。」
「わかりました。ありがとうございます。」
言われた通りメールを入れた。
すぐに了解、と返事がきた。
午後2時、課長より先に、お父さんとお母さんが来てくれた。
「…瞳の、通夜と葬儀なんだが、今回はこういう状況だから、私が代理で喪主を務める。君は1日でもゆっくりの方が外出許可も取りやすいだろうし、会館の都合と合わせて、通夜は木曜の夜、葬儀は金曜の昼になったよ」
「すみません…今日は…月曜ですよね」
「今日は火曜日だ。日曜日の夜事故があって、運ばれて君の手術が終わったのが夜中、君が目覚めたのが月曜だよ。」
そうか…眠ってた時間があったのか…
「私も動転していたから、すぐに君の職場に連絡ができなくて。昨日の昼間に、君の会社に電話だけかけておいた。」
「ありがとうございます。助かりました。今日、これから、課長が来てくれるみたいです。」
「そうか…」
「すみません、午後から上司が来るんですが、ここ、何号室ですか?」
「面会ですか?この部屋は、2号館の5階、15号室ですよ。面会時間は午後2時から午後8時までですので、その間でお願いします。」
「わかりました。ありがとうございます。」
言われた通りメールを入れた。
すぐに了解、と返事がきた。
午後2時、課長より先に、お父さんとお母さんが来てくれた。
「…瞳の、通夜と葬儀なんだが、今回はこういう状況だから、私が代理で喪主を務める。君は1日でもゆっくりの方が外出許可も取りやすいだろうし、会館の都合と合わせて、通夜は木曜の夜、葬儀は金曜の昼になったよ」
「すみません…今日は…月曜ですよね」
「今日は火曜日だ。日曜日の夜事故があって、運ばれて君の手術が終わったのが夜中、君が目覚めたのが月曜だよ。」
そうか…眠ってた時間があったのか…
「私も動転していたから、すぐに君の職場に連絡ができなくて。昨日の昼間に、君の会社に電話だけかけておいた。」
「ありがとうございます。助かりました。今日、これから、課長が来てくれるみたいです。」
「そうか…」

