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金木犀
第2章 意中之人
「もう……」
彼女は困ったように眉をひそめる。
少し意地悪をしたくなって、太ももを優しくなぞってやると、くすぐったそうに身体をうねうねさせながら、俺のことをじっと見ていた。
少しとろんと潤んでいる瞳が可愛らしい。
そんな目をされてしまったら、ますますいじめたくなってしまう。
俺は、彼女が履いている黒のニーハイソックスを、片方ずつゆっくりと脱がせた。
どうやら、布がこすれただけでも感じてしまうらしい。
目をきゅっとつぶって、我慢しているようだ。
左足の靴下を脱がせて、彼女の脚をなぞるように軽くキスをしていく。
彼女は脚が弱いのだ。
「は……あっん……」
舌ですうっとなぞるように、ふくらはぎから太もも、脚の付け根を舐めてやる。
口で指をくわえて、上目遣いで俺のことを見てくる。
その視線を無視して、彼女の首筋に吸い付いた。
「あ……っ!」
首筋についたキスマークを愛おしく撫でてやると、びくんと反応した。
おそらく彼女のあそこはもうすでにぐちょぐちょだろう。
もういいだろうと思い、彼女の身体のラインをなぞるようにして、手を下へ持っていく。
彼女のあそこは下着の上から触っても分かるくらいに、濡れてしまっていた。
「んん……!」
下着の上から、優しく優しく愛撫する。
その度にびくんと反応して、感じている彼女を愛おしく感じる。
我慢出来ずにもう一度深くキスをする。
舌と舌が絡み合い、顔を離すと、彼女の唾液が垂れた。
その唾液を丁寧に舐めてやる。
これもくすぐったいのか、目を潤ませながらこちらを見ていた。