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金木犀
第2章 意中之人
上手に舌を使ってフェラチオをする彼女の顔は、一生懸命で愛おしかった。
時折陰茎を軽く吸って、上手に刺激をしてくれる。
「──っ!上手だな……」
「んん……」
彼女は俺のものを加えたまま、にこりと笑った。
気持ちいい……。このままならすぐにイッてしまいそうだ。
俺はイかないように注意しながら、彼女の口遣いを堪能した。
時折、上目遣いでちらちらと俺の様子を見る彼女が可愛らしかった。
ああ、そろそろヤバい……。
それを察したのか、彼女はゆっくり口を離した。
彼女の唾液が付着して、糸を引いていた。
それから、俺を誘惑するような目付きでゆっくりとソファーに寝転び、控えめに脚を開いた。
「入れるぞ……」
俺は彼女の女性器にゆっくりとそれを挿入した。
一体となって初めて感じる一種の背徳感。
俺は彼女の中にゆっくりと陰茎を入れ、彼女が痛がらないように、ゆっくりと動いた。
「はん……っ!ああ……!」
自然と彼女の声も大きくなってくる。
つくづく彼女が一人暮らしで良かったと思う。
「お前の中……すっごくしまる……」
これでは本当にすぐイッてしまいそうだ。
「しゅう……や……っ!」
肉と肉がぶつかり合う音。
彼女の大きな胸がゆさゆさ揺れている。
「あんっ!ああっ……!んぁ……!」
身体がほてっている。
お互い、快楽に溺れていっているのが分かる。
「もっと……!もっとお……!!」
気づけばお互いに、一心不乱に腰を振って、お互いを感じ合っていた。
俺たちはお互いの名前を何度も、何度も叫びながら、同時に果てた。