この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
影に抱かれて
第4章 雲に隠れて

「僕にとって、君がどんなに大切な存在かわかるかい? 実の両親なんかよりもずっと……ずっと身近に感じているんだ」

どうして血を分けた親よりも自分などを大切に思ってくれるのだろう……もしかしたら身寄りのない自分を不憫に思ってくれているのかもしれない。

そう推測はしても、驚く気持ちは抑えられなかった。そして驚きと同時に、大きな喜びも湧き上がる。

身寄りのない自分を、肉親よりも身近に感じるという言葉……それはリュヌにとって何よりも嬉しい言葉だったのだ。

けれど、ジュールの声は聞いたことが無いほど震えている。もしかしたら泣いているのかもしれない……そんな頼りないジュールを見たのは初めてで、リュヌは途方に暮れた。

どうしても、今回与えられた学びの機会を手放す気にはなれなかったのだ。

ジュールを想えばこその決断なのに……どうすれば分かってもらえるのだろう?

すると、ジュールの指がリュヌのズボンのボタンに掛かった。

/183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ