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獣欲の檻
第8章 リナのそれから
程なくして連れて来られたマンションは、3LDKでそれなりに整えられた部屋だった。
「ここがお前の部屋だ。」
そうドアを開けられ、覗くと…
可愛いベッドに、お揃いの勉強机が置いてあり、TVやソファーもある、女の子らしい部屋になっていた。
「わぁ…ありがとうございます。」
ただただ感動しながら、一歩一歩ゆっくりと入った。
「気に入ったか?」
「はい、とっても。」
それもそのはず。
十条の家では、リナの部屋はとてもシンプルで、必要なものしか無い無機質そのものだった。それが、可愛くデコレーションされている様な部屋になったのだ。
部屋を見回すリナの声は、本当に喜んでいて、その返事に基一は口をゆるまして満足そうにしていた。
勿論、部屋に夢中のリナが、気づく事は無かった。
「ここがお前の部屋だ。」
そうドアを開けられ、覗くと…
可愛いベッドに、お揃いの勉強机が置いてあり、TVやソファーもある、女の子らしい部屋になっていた。
「わぁ…ありがとうございます。」
ただただ感動しながら、一歩一歩ゆっくりと入った。
「気に入ったか?」
「はい、とっても。」
それもそのはず。
十条の家では、リナの部屋はとてもシンプルで、必要なものしか無い無機質そのものだった。それが、可愛くデコレーションされている様な部屋になったのだ。
部屋を見回すリナの声は、本当に喜んでいて、その返事に基一は口をゆるまして満足そうにしていた。
勿論、部屋に夢中のリナが、気づく事は無かった。