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獣欲の檻
第2章 母の男
慌ててドアに鍵をかけ駆け寄る母は、娘を抱き上げるどころか、男に抱きついたのだ。


「近所の人が外に集まってるのよ?!このままじゃ捕まっちゃう!!」


男も男なら女も女だ。
2人は3人を叩き起こして口止めをした。

怖くて怖くて3人は抱き合いながら頷くしか出来なかったのだ。

こんな状況なら捨てられた方がよっぽどマシなのに、それでも子供達には母親しかいないのも事実だった。


そのまま数日、何も無かったように生活が繰り返されたが、母親のいない時を見計らっては、「大人しくしないと、ココとルルミにも同じ事をするぞ。」と脅しては、ココとルルミを押入れに押し込んで、犯し続けた。
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