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獣欲の檻
第3章 子供の値段
母によって引き剥がされたココとリナの手は、伸ばし合っていたが、ココは母に抱きかかえられ、リナはルルミごと男に抱き上げられた。
「離せ!!」
「おねぇちゃん!!」
叫ぶは泣くはの姉妹に、周囲も振り返るが、運悪く母の押したエレベーターが降りて来て5人は乗り込んだ。
「早く押せ!!」
男が言うと、母は『閉』のボタンを連打したのちに階数ボタンを押した。ドアが閉まった時に、望みは絶たれたと絶望するリナだったが、男がリナを降ろすと同時に、力一杯の平手打ちをリナした。
「離せ!!」
「おねぇちゃん!!」
叫ぶは泣くはの姉妹に、周囲も振り返るが、運悪く母の押したエレベーターが降りて来て5人は乗り込んだ。
「早く押せ!!」
男が言うと、母は『閉』のボタンを連打したのちに階数ボタンを押した。ドアが閉まった時に、望みは絶たれたと絶望するリナだったが、男がリナを降ろすと同時に、力一杯の平手打ちをリナした。