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獣欲の檻
第3章 子供の値段
「ははっ、コレは驚いた。12歳と聞いていたが身体はこんなにしっかりしているのか。」


年配の男がリナの身体をまじまじと見ていた。

3人は抵抗しても無駄だと諦めてしまい、ただじっと立っていた。

身長や体重、3サイズを計られた。



「状況の飲み込みも早くていい子達だ。」



1人の黒スーツの男がアタッシュケースを持ってくると、3人を測っていた男達もそれぞれ記入していた紙をテーブルに置いた。

年配の男はその紙を見つつ、値をつけて行く。

ルルミの前には帯付きの束が15。
計1500万

男と母はゴクリと唾を飲み込んだ。
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