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獣欲の檻
第5章 スタート
何処かに連れていかれる事はわかっていてもそれが聞けないリナは、下を向いたまま顔を上げられなかった。
ああやって自分や妹2人も連れ去られたら、一生会えない気がしたのだ。
上がり切った所にまたドアがあり、そこを開けると洋書の書斎になっていた。
他の黒スーツの男達と、袋に入った女達とは違うドアに進み、応接室の様な部屋に入った。
「そこへ座りなさい。」
旦那様と言われた年配の男と、また男と年の近そうな男がソファーに座り、その男の後ろに2人付き人が立っていた。
黒スーツの男は、リナをその場に座らせ、リナは無理矢理床に膝をつかされた。
ああやって自分や妹2人も連れ去られたら、一生会えない気がしたのだ。
上がり切った所にまたドアがあり、そこを開けると洋書の書斎になっていた。
他の黒スーツの男達と、袋に入った女達とは違うドアに進み、応接室の様な部屋に入った。
「そこへ座りなさい。」
旦那様と言われた年配の男と、また男と年の近そうな男がソファーに座り、その男の後ろに2人付き人が立っていた。
黒スーツの男は、リナをその場に座らせ、リナは無理矢理床に膝をつかされた。