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第7章 ルルミの行き先

そうしていると、ドアがノックされ、リナと同じくらいの女の子が立っていた。


ルルミはそれに気がつくと直ぐに泣き止んだ。


『誰なんだろう。』
そう思い…ただ見つめていた。



「新しい子？お名前は？」


「ルルミ。」


「ルルミ…ご主人様に可愛い名前を貰ったのね？」



そう言う女の子が笑顔を見せるから、ルルミも少し緊張がほぐれる。



「ルルミは本当の名前なの。『マル』って付けられたの。」