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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第1章 十八歳、マコト
「まあ、いーや。自己紹介と詳しい話は車乗ってからねー」
「はい」
あたしはマコトくんを連れて、車に戻った。これからの予定は一応決めてある。
車を発進させて駅周辺の街中を抜けた頃、マコトくんが尋ねてくる。
「あの、どこ行くんですか?」
「……んー、夜景見に行こうかなって思ったんだけど、どう?」
「夜景ですか?」
マコトくんは、ちょっと意外そうな顔で首をかしげた。
こんな出会い方だし、ホテルとかそういうとこ行くのを予想してたのかなー。それも少し考えたけど。考えて、やめた。だって面白みないじゃん。
「ま、ただ夜景見るだけじゃないけどさー。マコトくんがあたしとの遊びに付き合ってくれたら、マコトくんには五万つぎこんであげるよ」
「五万!?」
「あ、嘘、待った。五万渡すって意味じゃないよ、もろもろに使って残りを渡す、経費的な?」
「…………ガソリン代とか、ご飯代とか?」
「まあ、もろもろ」