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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第4章 挿話 二
「……眉毛ないな」
「んー、いじるのミスったから全部剃った」
「はやせよ、ちょっとは」
だって、ねえ。眉毛の形が左右で全然違ったら、そっちの方が恥ずかしい。どうせ描くんだし、中途半端に残ってるよりはない方がらくだ。
って思ってたけど、化粧を落とした時に眉毛がないと想像以上に怖いことに気付いてしまった。
「はいはい、はやすよちゃんと」
あたしはそう答えて、ラーメンを一口すすった。濃厚とんこつ味。隣の圭介はネギ味噌コーンバターという、妙にごちゃごちゃした味付けのラーメンを食べている。
こんな時間にラーメンなんて、また太りそう。そう思いながら汁を一口すすった時、ふいに圭介が聞いてきた。
「で、今回の相手はどーだったよ? 楽しめたん?」
「……んー。まあ、ぼちぼちかなー」
少し考えて、素直な感想を述べる。
「顔がタイプじゃなかったとか?」
「いや、顔はすごく可愛くてあたし好みだったよ。ちょっと女の子みたいな、美人さんだった。女装させても違和感なかったし」
「ふーん、おまえそーゆうのが好みだったっけ?」