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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第5章 二十歳、ケンヤ

 月曜日の夜だし次の日仕事だったあたしは、風呂やご飯や翌日の準備を済ませ、十一時くらいまでならいいよ、と返信した。
 待ってましたとばかりに電話がかかってくる。
 あたしはとっさにMっぽい子を演じなければと、身構えた。

「こんばんはー。あさみさんですよね?」
「あ、はい……。こんばんはぁ」

 なるべくおっとり喋るよう意識する。あっちは外見通り、声は少し幼いけれど饒舌だった。

「ケンヤですー初めましてっ! あさみお姉さん、Mなの?」
「えっ?」

 通話を始めて一分も経ってないのに、いきなりそんな質問。あたしより直球だな、びっくりだ。

「ねえ、M?」
「う……うん」

 わざと恥ずかしがってるふりをして、答える。Mらしく。

「ふーん。俺みたいな年下に責められたいの?」
「えっと、はい……」

 いや、どっちかっていうと責めたいんだよ、って言葉をぐっと呑み込む。

「じゃあ、どんなふうに責められたいか言って?」
「そんなの……言えないよー」
「なんで? 恥ずかしいから? 恥ずかしいのも好きなんじゃないの?」
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