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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第5章 二十歳、ケンヤ
がつがつと、逃げ道を塞ぐように責めてくるケンヤくんに少し辟易しながらも、そこは乗ってあげることにした。
「……好きだけどぉ……」
「じゃあ言えるでしょ? 何されたい?」
「え……?」
何と言われても、普段あまりそういうプレイはしたことがないせいで思いつかない。
黙り込むあたしを、ケンヤくんは恥ずかしがっての沈黙だと判断したらしい。
「お姉さん可愛い……」
完全に上から目線だなぁまったく。青臭いガキの分際で。
今度はあたしから、少しからかってみることにした。
「ねえ、ケンヤくんは年上のMとエッチなこと……嫌じゃない?」
「んー、なんで? 嫌ならライン送らないよ?」
そりゃーそうだ。
「あたし、変態だよ……?」
「俺も変態だよ?」
「本当に? あたし、今の会話だけでも、ちょっとだけ変な気分になっちゃったんだよ……?」
しおらしく、恥ずかしがるような声で。
「そうなの? どんな気分? ……エッチなことしたくなった?」
「う……言えないってば」
「じゃあさ、今してみせてよ、一人で」