この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
出会い系体験談~秘密の調教日記~
第5章 二十歳、ケンヤ

「ええっ?」

 素で声をあげてしまった。だってまだ、通話を始めて五分経っていない。
 どれだけ盛ってんの。

「で、できないよぉ」
「なんで? 変な気分なんでしょ?」

 電話越し、ケンヤくんは少し息が荒い。興奮してるみたいだ。
 さすがにそんな気分ではないし、一人でする演技まではしたくない。

「ねえ、早く。興奮してんでしょ?」

 ケンヤくんのねだるような声に、どちらかと言うと嗜虐心を煽られてるんだけど。
 一瞬迷った末、ある提案をした。

「じゃあさ、えっと……土曜日空いてる?」
「……今週?」
「うん」
「夕方の五時くらいまでなら。夜はバイトなんだ。会おうって話?」
「うん……」

 とにかく恥ずかしそうに。恥ずかしそうに。

「会って俺にいじめてほしいの?」
「うん。あと、あたし、いじめられるのも好きだけど、いっぱいご奉仕するのも好きなの……。だからケンヤくんにも、いろんなことしてあげたいなぁって。電話より、会ってからの方がいろんなことしてあげられるでしょ?」

 電話の向こうから、生唾を呑み込むような音がした。
/251ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ