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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第1章 十八歳、マコト
駅から十五分くらい車を走らせたところで、あたしはある店に寄った。駐車場に停車させると、マコトくんも興味津々でその派手な色合いのお店を眺めている。
「ここって……大人のおもちゃとか売ってるとこ?」
「そ! アダルトショップ!」
「……何か買うんですか?」
「もちろん!」
シートベルトを外して、ドアを開ける。マコトくんも車から降りようとしてたから、軽く止めた。
「マコトくんは待ってて。すぐ戻ってくるから」
「え?」
エンジンはかけっぱなしでドアを閉めた。今は七月。エアコンを止めたら死んでしまう。
買うものは決めてあるし、それをマコトくんが見つけて嫌がられても困るから、車に置いてくことにしたのだ。