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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第5章 二十歳、ケンヤ
それきり、エロい質問はしてこなかった。電話じゃがつがつ来れても、実際に会うと照れてしまうらしい。
あたしはなんだか楽しくなって、逆にちょっといじってみたくなった。
「あたし、実はちょっと変わったプレイが好きなの……」
「変わった、プレイ?」
「うん、アブノーマルなの。周りにいうと引かれちゃうからずっと言えなかったんだけど、ケンヤくんは引かない?」
「え? あ、うん、俺引かないよ?」
上目遣いにケンヤくんを見つめる。こういうのってぶりっ子がやるものだと思ってたけど、最近猫を被るのにも慣れてきて、自分で自然とできるようになってきたのがなんだか怖い。
ケンヤくんは照れくさそうにあたしから視線を剃らした。
「なんで目を逸らすの?」
「いや……だってなんか……」
口は達者なくせに、しどろもどろになるのが可愛い。
コイツ絶対根はMだな。もう確信した。
「やっぱり引いた?」
「引いてないって……っ! てかまだ聞いてないしっ。あさみさんは、どんなことされたいの?」
「うん、実はねーー」
少し溜めてから。
「あたし、窒息プレイが好きなの」