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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第5章 二十歳、ケンヤ

「フェラがいいなぁ……」

 どちらも嫌だけど。

「じゃあ決まりだね。俺がイケるように、上手に舐めてね?」

 多分、普通に舐められたらすぐイッちゃうから、この方法を提案してきたんだろうと思う。苦肉の策ってやつ?
 仕方なく、乗ってあげることにした。
 あたしは右手で、彼のに触れた。透明な湯の中で勃起してるのがよく見える。まだ興奮は冷めてないようだ。
 水中フェラって、一体どうしたら? そんなマニアックなの、見たことがない。

「お湯に潜って、舐めればいいの?」
「……多分、そうなんじゃない?」

 ケンヤくんも、多分経験がないのだろう。首をかしげている。二人してこんなんで、プレイになるのだろうか。
 あたしは水面を数秒見つめ、大きく息を吸い込んで、意を決して潜ってみた。浴槽は広いから、無理な体勢で体を折り曲げなくとも彼の下肢に顔を寄せられる。だけど、そのあとどうしたらいいのか。目も、ちょっと痛いしあたしは早々に顔をあげた。

「ご、ゴーグル欲しい……」
「そんなのあるわけないじゃん。早く舐めてよー」
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