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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第5章 二十歳、ケンヤ
促され、もう一度息を吸い込む。湯の中に潜って彼の股間に顔を寄せた。
こ、ここでくわえるの?
霞んで見づらい水中で、片手で彼のを握っておそるおそる口に含んだ。
湯の中で口を開くのだから、当然お湯が入ってくる。口に溜めた空気も逃げていってしまい、すぐに苦しくなって湯から顔を出した。
「早いです。全然気持ちよくない……」
「だって……」
「こういうのが好きなんでしょ?」
「…………」
好きなわけない。相手を責めるのは好きだけども、自分がしんどいのは嫌だ。
その言葉をぐっと飲み込んで、頷く。
「ならもっと頑張ってください」
「……うん」
もうヤケだ。あたしは呼吸を整え、再び潜った。またくわえ、水中に沈む彼のに精一杯舌を這わせる。またすぐに苦しくなったけれど、なるべく我慢して先から根元までピストンした。
息継ぎに顔をあげ、また同じように繰り返す。すると少し勃起したそれが硬くなった気がした。
「はあ、はあ……はあっ」
だけど連続して潜るのは結構辛い。
貼り付いた髪を耳にかけて呼吸を整えていると、ケンヤくんもわずかに息を乱していた。