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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第5章 二十歳、ケンヤ

 がぼがぼと流れ込んでくる湯。おちんちんにも喉の奥を突かれ、あたしはパニックになった。
 顔をあげようと必死に力を込めるけど、頭を押さえつけてくる彼の力は緩まない。
 もう無理、と思った瞬間、口の中に苦い液がどぴゅどぴゅと発射された。
 頭を押さえつけていた手が消えた。夢中で湯の中から顔を出し、あたしは激しく咳き込んだ。
 お湯も精液もだいぶ飲んでしまった。苦しさに、目の端には涙が滲む。

「う、げほっ、ひど……っ、う……っ」

 抗議の声すらまともに出ない。けんやくんも絶頂を迎えたせいか、肩を上下させて息を整えていた。

「酷くないだろ? あさみさんはそういうのが好きなんじゃないの?」

 ……全然違う。そもそも窒息プレイじたい好きじゃないのにっ。
 しれっと答えるこの少年に強い怒りが湧いたけれど、どうにか堪えた。Mを演じてる時じゃなかったら、ぶちギレていた。

「苦しいよ……死ぬかと思った。そういう強引なのは、ちょっと……」

 まだ喉と胃の中が変な感じだ。軽い吐き気を堪え、精一杯の柔らかい口調で言った。
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