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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第5章 二十歳、ケンヤ
「う、んううっ……!」
くぐもった呻き声と一緒に、ケンヤくんのものを握るあたしの手を掴んで引き剥がそうとした。
もちろん、すぐには離してあげない。
「気持ちいい?」
「あ、だめ……んう、ひゃ、らめ……っ」
わずかに唇を離して問いかける。半ば悲鳴のような声でだめ、と首を振るのを無視し、すぐにまた唇を奪う。もちろん、しごく手は止めなかった。
足をじたばたさせ始めた頃、ようやく手を離した。また少し硬くなり始めていた。
「あ、はあ、はあ……」
しばらく何も喋れずに、息遣いだけがホテルの浴室に反響していた。
「あさみさん……、エロすぎ……っ」
「ケンヤくんがいっぱいいじめてくれたから、欲情しちゃった……」
言いながら今度は彼の両耳に触れる。
「あ……っ」
それだけで、ぴくりと反応する。
「耳、弱いの? 可愛い」
「う、だから、イッたばかりだから……」
意地になって否定しようとするものの、声はすでにとろけそうだった。
やっぱりこの子、体はMだ。あたしの中の嗜虐心が、むくむくと鎌首をもたげ始める。