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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第5章 二十歳、ケンヤ

「ねえ、挿れていい? 疼いて仕方ないの……」
「こ、ここではダメだろ? ゴムだってないし……」
「ベッド行こう? 気持ちいいこといっぱいしてあげるから……」

 語尾を伸ばして甘っとろくねだる。気分はすっかり痴女だった。

「……うん」

 湯船に浸かりすぎたのもあるのか、頷くケンヤくんの頬は赤かった。火照った顔がなおのこと可愛らしい。
 あたしたちはシャワーで体をざっと流し、裸のままベッドに直行した。

「ねえ、騎乗位でもいい? その方が、奥まで届いて気持ちいいの……」

 嘘ではなかった。自分の体重がかかる分、奥まで呑み込める。

「いい、けど」

 急に主導権を握り始めたあたしに、ケンヤくんは戸惑いの色を見せていた。
 だけどそこで完全に渡してはくれないのがケンヤくんだ。

「だったらさ、自分の乳首いじりながら騎乗位してよ」
「え?」
「俺の前で、自分でしてるあさみさんが見たいの。いいだろ?」

 思ってもみなかった条件に、素で声が漏れる。

「……Mってそういうの好きだろ?」

 それを持ち出されると、あたしには断るすべがなかった。頷くしかない。
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