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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第7章 十九歳、ワタル
もし実際の年齢が十八未満なのだとしたら、会うのは怖い。犯罪になっちゃうし。
今までのようにメッセージを送ろうかどうしようか迷った。
とりあえずプロフの自己紹介を見てみる。
どうやら調理師志望の専門学生らしい。
「じゃあ、やっぱり十九ってのは本当なのかな」
趣味や性格なども丁寧に書かれていて、かなりマメな子なのかな、という印象を受けた。
「ん?」
最後の方に、性癖も書かれていた。
どうやら縛られるのが好きで、手足の自由を奪われた状態で犯されたい願望があるらしい。
「Mかー」
それこそ見た目通りだ。
「メッセしてみるかー。もしサバ読んでたら、会わなければいいし」
住んでる場所も近いし、何より顔がドストライクなのだ。今までの四人の中で一番好きな容姿だった。
そうと決まれば早速メッセージを送った。今までのように簡単な自己紹介に、ラインのIDをつけて。
返信はなかなか来なかった。もうサイトにあまりアクセスしてないのかもしれない。夜、日付が変わるほんの少し前。寝る準備を終え布団に潜ったちょうどその時、ラインの通知が鳴った。