この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
出会い系体験談~秘密の調教日記~
第7章 十九歳、ワタル
切羽詰まってきた声でそんなふうに言われたら、あたしの欲望もどんどんエスカレートしてきてしまう。
最初は恥ずかしがるのが可愛くて、ちょっとからかってただけのつもりだったけれど、今は本格的に、喘がせてみたかった。
「シコシコ? おちんちんしごきたいの?」
直球に聞いた。
「女の人がそんな言葉……ダメです、はしたないし……」
「ん? おちんちん? ワタルくんのおちんちん、シコシコしてあげたい……」
「ダメですってばぁ……っ」
はあ、はあ、と不規則な息遣いが漏れ出てくる。ぞくりとした。
「我慢……できなくなっちゃう」
「何を我慢するの?」
「ふ……んんっ」
もどかしそうな声。もっと聴きたい。
「触りたいの? 出したい?」
「……んっ」
肯定とも喘ぎともつかないような、微妙な声が返ってくる。
「まだダメ。だってまだ、なんにも決めてないでしょ? いつ会うかも、時間も」
「は、ふ……はい」
もうとろとろだった。顔を見たいという欲求を抑え、続ける。
「手は止めちゃダメだよ? そのまま、触りながら聞いて?」