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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第7章 十九歳、ワタル
「何するつもりなの?」
「ワタルくんがしてほしいことをしてあげる。……縛って身動きできないようにして、気持ちいいことしよ?」
無言。うつむき気味に長い睫毛を伏せるワタルくん。
「想像してるの?」
「し、してないですって」
慌てて顔をあげ、首を振る。リアクションまで可愛い。
「これからおもちゃ買いに行くよ? 使ってみたいの選んだらいいよ」
「おもちゃって……」
「もちろん大人の。使ったことある?」
「ないですっ」
「だよね」
あたしは笑った。
アダルトショップに到着した。二人で店内に入る。
こんな真っ昼間っから、変な気分だった。
えっちいDVDや、女性向けのローター。コスプレ道具やボンテージ服もある。雰囲気自体に戸惑っているのか、ワタルくんはずっとあたしの隣から離れようとしない。商品を見ようともしていなかった。
「まず拘束具は買うよね? 何がいい? 縄、手錠、手枷、ガムテープ? 最後のはおもちゃではないか。どれがいい?」
「……え、いきなり言われても」
「じっくり現物を見て決める?」