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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第7章 十九歳、ワタル
拘束具がずらりと並んでいる場所に移動して、じっくりと眺めさせた。
ワタルくんの視線が吸い寄せられるようにそちらに向く。
手錠を手に取ってみたり、ボールギャグや首輪なども食い入るように見つめていた。
「こういう大人のおもちゃ屋さんは初めて?」
「……当たり前でしょう?」
小声で言って睨まれる。
あたしは笑った。
「やっぱり? じっくり見なよ? 自分が何に興奮するかわかるよ?」
あたしは天井を一通り見回した。こういうお店には、監視カメラが多いと誰かに聞いたことがあった。多分、店内でエッチなことをしようとする客が出てくるのを防ぐためだ。案の定、ここにも幾つかあった。
フロアの四隅と、レジの前。二階に繋がる階段の前。高い棚が多いため、死角になる場所も何ヵ所かあった。
偶然にも、今いるところは死角。
あたしはそっと、ワタルくんの腰の辺りに右手を添えた。
「……っ」
びくっと跳ねる細い体。その手をゆっくりと移動させ、股間を緩く撫でる。
「あれ? 大きくなってる?」
「そんなこと……」