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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第7章 十九歳、ワタル
「なかなかいい趣味なんじゃない? ワタルくんの白い肌に赤って映えそう」
あたしは彼の体から離れた。
縄入りの箱を、ワタルくんから受け取りレジへと向かう。
「あさみさんは何も買わないんですか?」
「あたしに道具を選んでほしいの? ワタルくんをいじめるための?」
「そーゆう意味で言ったわけじゃ……」
「ほんと、すぐムキになるよね」
いじりがいがあって楽しい。早速あたしの言葉に彼は目をつり上げる。
「そうだなぁ。じゃあ一つ買っていこうかなあ」
あたしはその時目についた、男性用のバイブを手に取った。穴に入れる用ではない。おちんちんに装着して亀頭に振動を与えるものらしい。
「なんですかそれ?」
覗きこもうとするワタルくんから隠すため、小さな箱を背中へとまわす。
「着いてからのお楽しみってことで」
「え、ずるい」
「他は、欲しい道具ない?」
「あ、ありませんてば……もう」
恥ずかしそうに首を振る彼を引き連れ、今度こそレジへと向かう。
あたしたちは早々にお会計を済ませ、アダルトショップを出た。