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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第7章 十九歳、ワタル
昼ご飯は買っていくことにした。昼食にはまだ早い時間だし、あたしも彼もお腹はあまり空いていない。
「コンビニでお昼買おうか」
「……はい」
信号に引っかかり、車が停車する。あたしは彼の股間に再び手を伸ばした。
「あ、やだ……」
「硬いね。ジーンズの中じゃキツイでしょ? 前緩めてもいいよ?」
ワタルくんはあたしの手を掴み、払いのけようとする。
「う……あさみさんが煽るから」
「だってワタルくんの反応すごく可愛いんだもん。いじめてほしそうなオーラ、出てるよ?」
「出てないってば……っ。あ、あ、ちょっと……っ」
膨らんだ股間を親指でぐりぐりと押す。ワタルくんは身をよじって小さく喘いだ。
「う……きつい。痛いよ」
「だから脱ぎなよ、ジーンズ。車だし大丈夫でしょ? 窓から覗きこまない限り外から見えることもないよ」
信号が青になり、あたしは再び車を発進させた。
隣でワタルくんは迷っているようだった。窮屈なジーンズを脱ぐかどうしよう、赤らめた顔には葛藤の色が見える。その表情も扇情的だ。