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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第7章 十九歳、ワタル
やがて観念したように瞼を閉じて、ジーンズのチャックを下ろした。ズボンのホックも外し、腰を浮かせて膝辺りまでずり下ろす。
「やっぱり大きくなってた」
深緑色のボクサーパンツは前が盛り上がっていた。小柄で中性的な容姿のくせに、結構大きい。
「見ないでくださいってば……」
「見られたいくせに」
コンビニに着いた。彼の格好を考慮して、一番隅の駐車スペースに車を停めた。
「何が食べたい?」
「……オムライス」
「了解」
車を降りようとして、思いとどまる。あと一工夫。
あたしは彼のジーンズに巻き付いていたベルトに手を伸ばした。
「ちょっと貸して?」
「え?」
するすると抜き取って、彼の右腕に巻き付ける。
「……何?」
「片腕縛ってあげる」
そのまま右腕をハンドルにくくりつけた。彼の体は運転席にわずかに傾いた状態になる。
「何するんですか……っ」
「拘束されたいんでしょ? コンビニから戻るまで、腕の拘束は解いちゃダメだからね」
「見つかっちゃったら……」
「体伏せてれば大丈夫。なんならもう片方の手で、おちんちんシコシコしててもいいよ? 触りたいでしょ? パンツの上からね。もちろんまだイッちゃだめよ?」
「……そんなの酷い」
「待ってて」
それだけ残し、あたしは車を降りた。