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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第7章 十九歳、ワタル
浴室では彼を煽るようなことは控えた。本当にちょっと触っただけで、出ちゃいそうだったし。
あたしの体を直視できないところが可愛くて、わざと胸を見せつけたりはしたけれど。
あとはひたすら見ていた。
ワタルくんが勃起したおちんちんを隠そうと後ろを向くのを阻み、浴槽に浸かるあたしに見えるように、体を洗わせたりした。
「シコッちゃだめだよ? あたしによく見える向きで体を洗って」
「……恥ずかしすぎるよばか」
「興奮しちゃう?」
薄い笑みを浮かべて挑発してみる。
とろけた顔で睨んでくる様が、余計に可愛かった。熱気で薄桃色に火照った体もエロい。布切れ一つ無いままに、泡だらけの体をまさぐっている様子はまるでストリップショーのようだ。
「いい眺めだわ。酒が欲しくなっちゃう」
「エロ親父みたいなこと言わないでよ」
エロ親父。言われてみれば確かに、と思う。ついつい噴いてしまった。
頭と顔は洗わず、体を丹念に洗ってからワタルくんは一足先に浴室を出た。逆上(のぼ)せそうだと言うから。もちろん、抜いちゃだめだよと、きちんと念を押した。