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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第1章 十八歳、マコト
そこから少しの間、特に何もせず車を走らせた。マコトくんは、むーっとした顔のまま。さっきは人懐っこく話しかけてくれたのに。やっぱり怒っちゃったかなー。
だけど、それだけではないようだった。
ローターがそういうおもちゃなのは知ってるんだろう。いつ振動させられるか、緊張してるみたい。それもそのはず。ローターのリモコンは二つとも、あたしが握ってるから。
「ねえ、実況してよ」
「……実況?」
「うん。これからローター振動させるから、気持ちいいかとか、どんな感じかとか、詳細を実況」
「……やだ」
「拒否権はー……」
「どうせ無いんでしょっ」
被せるようにマコトくん。あたしはにやりと笑ってみせる。
「わかってんじゃん」
「お姉さん嫌い」
「えー、あたしはマコトくん好きだよー。可愛いし。んじゃ、振動させるよっ」
あたしは胸のローターを、まずは一番弱い振動にしてスイッチを入れた。