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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第7章 十九歳、ワタル
「脇も弱いの?」
問いながら、指の腹で何度か撫でる。
「弱くない……」
「強がっちゃって。性感帯はどこかな?」
首から鎖骨、胸の真ん中を通ってへその周辺までを、指や手のひらで撫でまわす。途中で縄を軽く引っ張ってみたりもした。
ワタルくんは固唾を飲んであたしの指の動きを目で追っている。反応するのを見られたくないのか、ぎゅっと唇を引き結んでいるところが可愛い。
あたしは一度彼の体から離れた。
「足、開いて」
「え?」
「大きく、ワタルくんの恥ずかしいところが丸見えになるように」
「……やだ、恥ずかしい」
「好きでしょ?」
小さく上がった抗議の声は無視。
「早く」
目を見て急かす。ワタルくんは観念したように目を閉じて、ゆっくりと足を開いた。
さっき射精したばかりのそれは、また勃起しはじめていた。あたしは顔を近づけて、観察するように目を凝らす。
「やだって。そんな近くでガン見しないて……僕……」
「部屋が暗くてよく見えなくて。また大きくなっちゃったね。さっき吐き出したばかりなのに」