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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第9章 カイ(年齢不明)
後ろから、圭介の腕がするりと巻き付いてくる。セーター越しに胸元を撫でられ、びくりと反応してしまった。
「ほんとに? あれで拘束されてみたいって思わねえ?」
「思わないってば」
なんでもないふうに答えたかったのに、声はわずかに震えてしまう。
くりくりと、圭介が両乳首を刺激してくるからだ。ストレートに触られればそれなりに感じてしまう。だって性感帯だもん。
「座れよ、そこ。せっかく拘束台がある部屋入れたんだから、使おうぜ?」
「……いきなり?」
「シャワー浴びるか?」
「もう風呂入ってきたけど」
「俺もシャワーは浴びてきたよ。なら問題ねえだろ?」
背中をいやらしい手つきで撫でながら、囁くように促してくる。ようやく胸から手が離れ、気づかれないようそっと息をついた。
……また濡れた。くそ。相手が圭介だからなのか、妙に悔しい気分になった。
躊躇った末、拒否するのもなんだか逃げているようで嫌だと思い、結局促されるまま拘束台に腰を下ろした。ひんやりとした感触が、スカート越しにも伝わってくる。