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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第9章 カイ(年齢不明)

 圭介はまずあたしの右手首を取り、顔の横くらいの位置についているベルトで拘束した。ベルトには鎖がついていて、少しなら手を動かせる。左手も同じように拘束した。必然的に両手を頭の高さまであげた体勢になる。

「……なんかすっごく嫌だ」
「結構そそるけどな。相手がおまえでも」
「どういう意味だ、アホ」
「ほら、清楚系で行くんだろ? しおらしくしてろ」

 言いながら、今度は足に移動する。両足は乗せるところがあって、そこに手と同じベルトがついていた。足はほとんど閉じている状態で、別々のベルトでそれぞれ拘束された。

「どうだ? 身動きできなくされた気分は」
「……拘束されるよりする方がいい。可愛い男の子にこういうことしたい」
「……あっそ。悪かったな、可愛い顔した男の子じゃなくて。だけど、される側も悪くないって思わせてやるよ? ようは気持ちよくなれたらいいんだよ、エッチなんて」

 そっと首筋を触られる。ゆっくりとなぞられ、徐々に下へと下りていく圭介の指。鎖骨に辿り着いた。地肌に触れられるのはくすぐったかったけど、声だけは出すまいと思った。
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