この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
出会い系体験談~秘密の調教日記~
第9章 カイ(年齢不明)
一度離れた手が、セーター越しに体をまさぐる。スカートを捲り足を直接触られた。ひんやりとした手の感触に、手が冷たいやつは心も冷たいんだな、なんて状況にそぐわないことを考えてエッチな気分をどうに逸らそうとしてみたけれど、あまり効果はないみたいだ。
直接肌を触られるのは興奮した。
「じわじわ追いつめていきたくなるような、そういうタイプだよな? あさみって」
慣れない。ネット名で呼ばれるのは、違和感があった。だけどこんな状況で本名も嫌だ。
ふいに膝下くらいまであるスカートを、大きく捲り上げられた。
「やだ……っ」
反射的に声が洩れた。
だって……丸見え。
「下着ピンクとか、意外だな」
「バカ!」
女の子が恥じらう時の『バカ』ではない。全力でドスを聞かせたバカだ。
圭介は意に返さず。
「知ってるか? これ、足開けるんだぜ?」
拘束椅子の横にスイッチがあった。圭介がそれを押すと、足を乗せていた場所がゆっくりと開閉し始める。
「や……、ちょっと止めてっ」
スカートは捲れ上がったまま。股間が丸見えになってしまう。