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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第1章 十八歳、マコト
だけど場所は変えないと。五時ちょっと前のコンビニは、混み始めていた。
あたしはまた車を発進させた。
「もう止めてよ……、お金いらないからぁ……っ」
半泣きで哀願してくるマコトくん。
「そんなにツラい?」
こくこく。横目で様子を窺うと、マコトくんの体はぷるぷると震え、閉じれなくなった唇からはピンク色の舌が覗いていた。
ぼろぼろと、白い頬を涙が伝う。
「もったいない。四万ちょい渡せるのに。ーーこっからは山道入るよー。うねうねうねうね、めっちゃ揺れるから覚悟してね」
夜景が綺麗な目的地までは、あと十五分くらい。ここからは、ひたすら山道をのぼる。一応塗装はしてあるから、獣道ではないけど。
マコトくんから返事はなく、変わりに響いてくるのは甲高い喘ぎ声ばかりだった。