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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第3章 十九歳、イツキ
期待に胸を高鳴らせ、あたしはすぐにメッセージを開いた。
内容はとても好意的なものだった。丁寧な文面で文字数ギリギリまで使って、メッセージを送ったことへの礼、あちらの自己紹介、彼のラインIDが書いてあった。
次の日あたしは仕事なのもありラインを送るのを翌日にしようか迷ったけれど、イツキくんへの興味が抑えられなかった。
あたしはすぐに、彼にラインを送った。彼からも、すぐに返信がくる。
ラインのアイコンも、やっぱり女の子のように可愛かった。髪は暗めの茶で、見るからにさらさらしてそうだった。男友達二人と写っている。
その日は簡単な挨拶程度にとどめて、次の日の木曜日の夜通話をしようと誘った。人見知りなんで、あんまり喋れないけど、それでも良かったら……。そんな前置きと一緒に了承のラインが返ってきた。
あたしは次の獲物にわくわくしながらその日は寝た。