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出会い系体験談~秘密の調教日記~
第3章 十九歳、イツキ
そうして翌日。イツキくんはバイトがあるらしく、通話ができたのは十時半くらいだった。
外見に違(たが)わず声まで可愛くて、幼い。あたしの彼への興味は、さらに高まった。
これはなんとしてでも、会う約束を取り付けなければ。
人見知りなせいか積極的にはあまり話さないイツキくん。あたしも彼を警戒させないよう、最初は無難な話題から振った。
そして徐々に、サイトに書かれていた自己紹介文の内容へと触れていった。
ーーMだと自覚したって書いてあるけど、どんなきっかけでそう思ったの?
ーー見られるの好きなんだよね? 具体的にはどんなふうに辱しめられたいのかな?
ーー年上がいいんでしょ? 何歳くらいが理想? どういう女性がタイプ?
もっとえげつないことも、いろいろと質問した。イツキくんは恥ずかしそうに狼狽しながらも、律儀に答えてくれる。