この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
出会い系体験談~秘密の調教日記~
第3章 十九歳、イツキ

 耳に当てたスピーカー越し、彼が少しずつ興奮してきているのも伝わってきていた。
 今なら多分誘いに応じてくれるはず。
 あたしはおもいきって、土曜日会わない? と提案した。
 一瞬の沈黙。

「すみません、土曜はバイトが……」
「夜?」
「いえ、夕方の三時まで……」
「なら、そのあとでいいよ」

 夜が空くのは好都合だ。真っ昼間っからそんなのは、ねえ。

「だったら、大丈夫です」
「良かった」

 あたしは早速待ち合わせ場所と時間を提案した。彼の家から近い駅。あたしの家からも近い。車で迎えに行くと伝えると、電話越しに頷いたようだった。
 彼の望むプレイはだいたい聞いた。これなら、あたしの欲望も満たせる。お互いにギブアンドテイクの関係が築けそうだ。

「……イツキくんがしてほしいことをしてあげる。だから、あたしの言うことちゃあんと聞くのよ?」

 スピーカーの向こう、小さく洩れた吐息。

「……はい。よろしくお願いします」

 恥じらいに震える声で、イツキくんはそう応えた。
/251ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ